理事長挨拶
2010年11月2日、一般社団法人 日本在来工法住宅協会は誕生いたしました。
日本の木造建築物の歴史をひもとけば、現存する世界最古の木造建築物であるといわれております世界遺産にも登録された飛鳥時代の法隆寺西院伽藍に遡ることができます。
この飛鳥時代以降千年以上の長きにわたり、先人の血と汗と努力の結晶によって、今なお木造の建築技術は引き継がれてきております。
木造の建築技術のレベルは、年々向上してきておりますが、本協会は、この木造の在来工法の技術と伝統を未来に継承していくことを目的として設立し、積極的に様々な活動を行って参る所存です。
私も理事長として、その責務を全うするとともに我が国の宝のひとつである木造在来工法の普及・発展・未来継承に努めて参ります。私ども協会の志や想いに、ご賛同いただければ幸甚でございます。
会員の皆様におかれましては本協会の設立趣旨へのご理解を賜り、今後の協会活動へのご協力をお願い申し上げます。
一般社団法人
日本在来工法住宅協会
理事長 玉 木 康 裕
(タマホーム株式会社 代表取締役会長)