この度、国交省より、周知依頼がございました。
詳細は以下となります。
先般、「技術検定に係る実務経験証明書に関する注意喚起について」(令和元年12月18日付け国土建第383号)において、技術検定の受検申請時に実務経験の証明を厳格に行うよう要請したところですが、この度、新たに、会社の指示の下、所定の実務経験を充足していない状況で技術検定を受検し、資格を不正に取得していた疑義のある事案が発覚しました。
貴職におかれましては、貴団体参加の会員企業に対し、あらためて、技術検定の受検申請時に実務経験を証明する際の確認方法について点検し、実務経験の重複計上等が生じることのないよう、厳格な確認を行っていただくよう周知願います。
なお、国土交通省では、技術検定において不正受検が連続して発生したことを踏まえ、「技術検定不正受検防止対策検討会」を設置し、この度、令和2年11月10日に提言がとりまとめられたところです。
本提言では「理解不足による申請ミスの防止対策」「受検者及び証明者による虚偽申請の抑止」の2つの観点から、9つの不正受検防止対策が盛り込まれました。
今後、指定試験機関と協力し、令和3年度の受検申請からチェックリストを導入するなど、実施可能なものから対策を実行するとともに、悪質な不正に対するペナルティの強化や、所属企業ごとに実務経験の証明を求める方法への見直しなど、対策の具体化が必要なものについても、導入に向け速やかに検討に着手してまいります。
01_201127【国不建第249号】技術検定に係る実務経験証明に関する注意喚起について
02_【別添資料1】施工管理技術検定試験に関する不正防止対策について(記者発表資料)
03_【別添資料2】「技術検定不正受検防止対策検討会」提言(目次・本文)
よろしくお願いします。