チームリクルートメント
「新人を1週間で辞めさせないためのワークショップ」
イベントレポート
「求人を出し続けてようやく入ってきた若い方が1週間で、あるいは初日でもう辞めてしまう」。会員様からこのようなお話をよく伺います。
単純に「仕事自体がツラすぎて…」ということもあるかもしれませんが、これは新人教育の仕方やコミュニケーションを見つめ直すことで回避できる問題かもしれません。
在住協では、10月に行った「職人の魅力と働きやすい職場について考える会」の続編として、《働きやすい職場》をつくる人材定着のためのワークショップを開催いたしましたのでレポートを公開いたします。
新人教育について講師とともに考え、新人さんがより長く働ける職場を一緒に作れればと考えております。
★ 企画概要
★ 企画詳細
★ 質疑応答
名 称 | 人材定着プロジェクト 新人を1週間で辞めさせないためのワークショップ |
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日 時 | 2021年12月17日(金)16:30~18:00(自由質疑で30分延長) |
講 師 | 中村 泰彦 様(有限会社 ワイ・エー・エス) |
対象者 | 在住協会員 |
形 式 | オンライン |
内容 | 入社間もない新人の教育方法やコミュニケーションの仕方に焦点を当てたワークショップ。グループワークと発表を繰り返しながら、新入社員の心理を理解し、自社における課題を洗い出し、そしてその解決に向けた糸口を見つけてもらう。 |
≪プログラム≫ 全体90分
時間(分) | 内容 |
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2 | 事務局挨拶 |
3 | 開会のご挨拶(実行委員) |
10 | アイスブレイク(自己紹介) |
20 | グループワーク1)現状の振り返り⇒発表⇒講師解説 |
30 | グループワーク2)視点を変える⇒発表⇒講師解説 |
20 | グループワーク3)問題点の解決⇒発表⇒まとめ |
3 | 閉会の挨拶(他チーム実行委員) |
30 | 質疑応答 ※時間延長 |
【グループワーク(1)】
現状の振り返り「ある新入社員の初日から3日まで」
→入社した最初の3日間を新人がどのように過ごすのか自社の現状を振り返ってもらう
【グループワーク(2)】
視点を変える「新入社員はどのようなことを思い過ごしているのか」
→新入社員がどのようなことを感じながら初日、2日目、3日目を過ごすか、社員の視点に立って考えてみる
【グループワーク(3)】
問題点の解決「新入社員は何が不安で、どうすれば不安を減らせるのか」
→新入社員が不安に思う点(人材定着に向けた課題・問題点)の原因を探り、解決策を見つける
- Q自社で育てた人材が約3年(長くても5年)ほどで独立を選ぶ傾向が強い。1人親方制度もあり、技術を身に付けた時点で独立してしまうが、対策はあるのか。
- Q技能実習生のように、将来的に辞めてしまうことを想定して雇用している人を定着させるためにはどうすべきなのか。
- Q現在は職人の数が少なく、仕事は潤沢にある状態なので若手職人でもすぐに仕事を受注できる。正社員の安定感より独立での稼ぎが重視されてしまうのか。
- Q雇用している職人の評価制度や労働意欲を高めるための施策には何があるのか? 人材が同業他社へ離れていってしまうが、繋ぎ止めるためにできることはあるのか?
イベントの詳細は会員様専用ページにてご覧いただけます
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